玉森
(たまもり) VA.坂巻亮侑
会津出身。ケチで卑屈な文弱。
帝大合格を目指しているが、空想小説や映画にうつつを抜かし、さらには自作小説まで執筆している模様。
本作の主人公。
水上
(みなかみ) VA.神崎智也
会津出身。酒造家の長男。
玉森の書くくだらない小説を生き甲斐にしているらしいが、玉森に映画の約束を持ちかけておきながら自殺してしまう。
川瀬
(かわせ) VA.マルクス
会津出身。玉森と水上とは同郷の幼なじみ。
追っかけがいるほどの美形だが、嫌みたらしが玉にキズ。玉森を馬鹿にするのが日課で、暇さえあれば梅鉢堂に入り浸っている。
花澤
(はなざわ) VA.岡田悠
会津出身。医者の息子。
常にしかめっ面だが昔は玉森にだけ笑顔を見せ、弟のように可愛がっていた。今やその面影はない。
氷川博士
(ひかわはかせ) VA.近野誠一郎
夕暮れの梅鉢堂にふらりと現れる眼帯の男。本名は氷川喜重郎。
何を研究しているか分からないが、「博士と呼んでください」とのこと。
能面の男
VA.美藤秀吉
梅鉢堂の地下に住む、謎の大男。能面を被り、少しどもった口調で話す。
水上の自殺にも関係していると玉森は睨んでいるが、やはり全てが謎に包まれている。