■アドベンチャーゲームってお得!
今回、『大正メビウスラインPORTABLE』と『越えざるは紅い花〜大河は未来を紡ぐ〜』のことを色々とお勉強させていただきました。
その中で、御雄氏と中条氏の対談記事を拝見しまして……小説にしたら大正メビウスラインは小説9冊分のボリューム、音も絵も声もついてアドベンチャーゲームはなんてお得なんだという一節に大変感銘を受けました……。
そう!アドベンチャーゲームってとっても豪華ですよね!
そこでライターはいろいろ調べてみました。一般的なゲームのシナリオのボリュームをdramatic createさんに無理を言って聞いてみたり、周りの仕事仲間に聞いてみたり……
小説でいうと6冊〜10冊程度のボリュームのゲームが多いようですね。すごい!
文字で読むのが苦手な方にはオートプレイをすればすごい!疑似アニメ!!
(ライターは地の文にもナレーションの声がつけばいいのにと思います。そうしたら完全朗読劇みたいで楽しいですよね。それを言ったら、dramatic createさんに苦虫を50匹くらい噛み潰した顔をされました)
シーンに応じて魅力的なイラストで演出してくれるし、素敵な声で盛り上げてくれる……。
ゲームって本当に素晴らしいですね!
実際、アドベンチャーゲームをフルコンプリートしようと思ったら、30時間はくだらないわけです。
テレビアニメ1クールが6〜7時間。CDは1枚約60分と思ったら、お得加減は倍増ですよ!
これはもう、アドベンチャーゲーム、遊ぶしかありませんね!
真面目にゲームの紹介をしましょうと怒られてしまいました。
この辺りで、PSP版でどんなものが追加されたかを紹介させていただきます。
■PSP版になってどんなことが追加されたの?−メビウスPSP編−
PSP版をプレイした後、PC版をプレイしたのですが、なるほど・なるほど。
確かにこれは見せられない&あのCGは見たかった!というものが挟み込まれています。
主に想いが通じ合ったり、いちゃいちゃしているシーンにCGが追加された感じですね!
まず言いたいのは、美少年の膝小僧でしょうか。
美少年の声をまさかご本人が演じられるとは思わず……!2度美味しいイベントですね。
千家伊織と館林開の出会い。良いシーンでした……。でも、このシーンを見ている時、すでに現在の坊ちゃまは……。
その他、時雨と雄真と臣が3人で星見をしているシーン。
とっても素敵なCGなのですが、絵を見ている時よりも時雨の「兄ちゃーん」の叫びであの絵がフラッシュバックして、目頭が熱くなるという特殊なアビリティを持っている一枚です。
ミサキと京一郎の昔の1カットも、とても心があたたまります。
ミサキの話は本当はとても掘り下げて語りたいんですが、ネタバレに直結なのでできないんですよ。とても苦しいです。
ライターはミサキの眉の太さも愛しく思っております。
伊勢兄弟は見た目がもう、気になりますよね。PSP版で強化されたキャラクターだとは聞いていたのです。
でも、初プレイの人間にとってはどこが強化されたのかなんてわかりませんからね。普通にプレイしてみました。
なんというか坊ちゃまのルートは坊ちゃま意外のキャラ立ちが半端ないですよ。
もちろん、坊ちゃまも大好きです。誤解しないでいただきたいのですが、ライターは館林開が大好きです。
ただ……爺やといい、時任さんといい、雄真といい、キャラが濃い!そして強い……!特に伊勢兄弟。
一番伊勢兄弟+坊ちゃま+京一郎のほっこりしたシーンは朝食の1シーンです。
ネタばれを避けて、ざっくりいうと伊勢兄弟を坊ちゃまが助けた昔話なのです。前後がまた……ほっこり。
そして、プレイしたPC版。
「え!?これ、PSP版の追加シナリオだったの!?」そう、なんとこのシーンは追加されたものだったのです。
遊び比べると「ああなるほど!これはPSPには入れられない……でも見せてよ!」というシーンや
「なるほど良いイベントが追加されてたんだな〜」と思うところが満載です。
PC版とPSP版両方プレイしても楽しい作りになっているんですね!
※PC版は18歳以上の方を対象にしたソフトです。ご注意ください。
ライターとしてはPSP版を先にプレイしてPC版へ進んだのでBLを知るという意味でもちょうどよかったのかもしれません。
両方美味しくいただきました。
ぜひ、PSP版でトレーニングしたら、その先のPC版に挑戦してみてはいかがでしょうか!?
■PSP版になってどんなことが追加されたの?−紅花PSP編−
まず、キャラ紹介のところでもPSP版追加攻略キャラ!と紹介した時点で、「キャラクターが追加されたとはすごい!」と勢いを感じました。恐ろしいほどのときめきをありがとうございます!
包み隠さず申し上げますが、ライターはエスタが好きです。そしてエスタルートのノールが好きです。
が、前提として全キャラクターが好きになってしまったんですよ……!
原作をプレイしてみて、大変感じ入ってしまいました。
原作との比較というと、PSP版ではR18なシーンが大幅に削られているので、その分CGや糖度の高いシーンがこれでもかと追加されていたのですね。両方をプレイして知る事実です。
プレイすることでやっぱり文鎮はそういう事だよね!というのも思い知るのですが、やはりR18のPC乙女が未経験の方はまずPSP版で修練すると良いかもしれません……。
はまったらぜひPC版をプレイしてみてほしいですね。というのも嫉妬ルートは全然違います。
なんでしょう見せ方が違うという感じなのですが、PSP版の方が仄暗い内容です。滲み出る愛憎というか、直接的に見るのではなく感じ取る形で表現されているんですね。
ところが、PC版はダイレクトアタック!もちろん、心情は行動に結びついているので「なんで?」という事はありません。自然、とてもナチュラルに愛憎がぶつけられます。ですが、ダイレクトなのでビギナーの方はまずPSPが良いのかな、と。
自分がCERO Zの対象者になってからもう久しいので、つい忘れがちですが、確かにこのタイトルは17歳以上を対象にしています。
このソフトがCERO Dという事でドキドキして手に取ることを悩んでいる乙女がいるならば聞いてほしい。
心の交流が合って、初めてその先がある……それが恋愛!そしてそれを表現したキャラが大多数という事を!
(逆に言えば無視して後から心が通うキャラもいます)
ここに見に来た貴女は興味はあるけど持っていない方か、すでにプレイをした方か、PC版のファンの方のはず……。
その三者に共通すること、それは恋愛ものがお好きだということ(前提ですね……)
そんな貴女、恋愛物語が楽しみたいのなら怖がらずにレッツプレイ!
気づいたらこの世界にはまっているはずです!