【物語】
言葉は刃 斬り裁け――
「助けて下さい……大岡様だけが……頼りなのです」
北町・南町奉行所の緩和のために新設された、中町奉行所。
「大岡 志明」は、そこの新米奉行として着任する。
志明についていく、幼なじみの「平賀 理夢」。
お目付役として、北町奉行所より派遣された「遠山 桜」。
そして集まってくる、多くの仲間たち。
そこに着任早々、奉行所に連行されてきた少女「河合 小梅」。
小梅は桜花の街を騒然とさせた事件の容疑で、明日、裁かれる運命にあった。
小梅の罪状を鑑みるに、このままでは彼女の死罪は避けられない。
しかし志明は事件の不審点や、小梅の必死にすがる姿から、彼女が犯人でないと確信する。
真犯人は誰なのか?
志明は、小梅の無実を証明することができるのか!?
中町奉行としての戦いが、今、はじまる――