登場人物
-CHARACTER-
2期目の若手衆議院議員。
晴嵐会派閥トップの法務大臣・晴山太一郎に可愛がられている。
京都の中高一貫男子校から京都帝国大学法学部に進学。
1年間の銀行勤務の後、少しして衆議院に立候補。
ルックスも経歴も華やかで、リーダーシップもあるため、若いが人気政治家となる。
親の冷めた夫婦仲を見て育ったために結婚に希望がない。
主人公の私設秘書。
父親が野党の大物議員で自身も政治家を目指していたが、主人公に出会いその資質を見込んで秘書としてサポートすることを決意した。
米国の大学を一年飛び級。 留学で学問、語学、人脈等を磨いてきた。
主人公のいる与党に入ったため父親からは勘当されている。
野党議員の息子が与党の政治家の秘書をしていることで党内から批判もあるが逆にそれが国民からの人気にもなっている。
携帯は手放せない。
東郷家の三男。
大学卒業後、父親がオーナーを務める大手企業に入社。
有能ですぐに頭角を現し現在は本社営業本部長。
主人公の支援者だった父親からその役目を引き継いでいる。
非常に辣腕なため、年下の主人公を若干侮っている節がある。
最初の出会いは最悪だった。
2020年開催のIAF大会でスポンサー契約をしている関係で、何としてでもテロを阻止しろという強行なスタンス。
東京都都知事。
防衛省の官僚から政界を志し転身。
切れ者で国から東京の主導権を奪いたいと思っている。
恵まれたルックスとはっきりとした物言いで政府の不祥事を追及し人気を得た。
野党の推薦ではあるが是々非々のスタンスで相手に隙を与えない。
戦前から政治家を輩出してきた伝統ある家柄であり、その決断力、先見の明は本物である。
隠れスモーカー。
高卒で警察学校を受験し、ノンキャリアで公安警察に。
事件後、其扇の警備を担当することとなる。
物静かで落ち着いた性格だが、とてつもなく腕が立つ。
自分が前に出るのではなく、誰かに対して忠誠心を持ちたいと思っているタイプ。
日本国99代内閣総理大臣。
先の参議院選挙で過半数を獲得し、IAF等に関わる法案を次々と決めている剛腕政治家。
スマートな物腰だが辣腕な部分もあり、政治家としての資質に優れている。
其扇に対しては好意的に接している。
京都5区選出。強い地盤を持つ。
自由革新党所属。
元々は総理の三条と同じ政党であったが分裂し自由革新党へ参加した。
三条と対立しており、都知事の白洲と組んで与党を切り崩そうとしている。
公安警察で我妻タイガの上司。
公安テロ専従班リーダーで班員の指揮をしながら今回のテロの捜査を進める。
其扇晟尋の父親。京都府議会議員を長く勤めている。
自分の息子に地盤を継がせる予定だったが、国会に進出したのを見て自分も何か乗っかれないかと思っている。
政治家としては強いが、そこまで崇高な理念は持っていない。
最初の妻(其扇の母)は病気で死去。後に、後添えを貰っている。
泡沫政党である雄政党党首。
参議院議員。環境大臣でもある。
97代総理時代に民自党と手を組み連立を維持している。
衆議院議員7名、参議院議員11名を擁している。人相も相まって、民自党の持つ強硬な雰囲気への緩衝材とされている部分もある。
一部若年層右派からの熱狂的な支持がある。
与党である中道民自党の重鎮。
法務大臣であり、其扇に目をかけている。
初めての選挙時に其扇の応援演説を担当していた。
良くも悪くも政治家として抜け目がない。
東郷家長男。本社の常務。
厳しくしつけられたが家庭に恵まれ温和でバランスの良い性格。
遊馬のことを可愛がっており、新時代のリーダーとして認めている。
東郷家次男。
厳しくしつけられ、家庭にもそこまで温かさを感じられなくそのままソリッドな性格でいる。
きつい物言いで、常識的ではない部分がある遊馬にしっかりしろ、と思っている。
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