STORY
物語
しっぽカフェへ
ようこそ!
季節は秋。
木々が色付き始めた頃、少年は夕渚町へとやってきた。
少年が最初に出会ったのは、1人でチラシを配るかわいい猫耳のウェイトレスさん。
「き、喫茶『セタリア』ですっ。
よろしくおねがいしますっ」
ウェイトレスさんに案内されて喫茶店に入ると、そこには同じくケモノ耳の女の子たちがいた。
不思議そうにする少年に、彼女たちが困った顔でこう尋ねる。
「もしかして、この耳、見えてますか……?」
彼女たちの正体は獣人という種族で、耳やしっぽは普通の人間には見えないものだと説明する。
そして秘密を知ってしまった少年は、仲間として一緒に喫茶店で働くことに。
少年は人間と獣人の違いに驚いたり感心したりしながら、
今日もケモ耳っ娘たちとともにお仕事をがんばります。