嵐山荘の地下室の柱時計を“二時四五分”にすることで訪れる事ができるセカイ。 そこは古き日本のような不思議な景観が広がり、人ではない者達が生活を営む。 悠馬と鈴は依頼があるとこのセカイに旅立ち、訳あってあるものから身を隠さなければならない者たちを“逃がす”事を生業としている。